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真説「浦島太郎」世界で起きる知的生命体による誘拐事件のパターン


エハン:
 私たちは魂とのコンタクトを失いました。私たちが「魂」と呼ぶものを、シャーマンならたぶん、「偉大なる霊(スピリット)」と呼んだでしょう。彼らはそれに多くの名前を与えましたが、それは現実のものです。これらの次元に旅行した人なら誰でも、それが現実のものであることは明白です。
 さて、あなたや映画『未知との遭遇』のジャック・ヴァレーが先駆者として提起するのは、妖精とエイリアンは同じだということです。これは、ほとんど議論の余地がありません。名前が違うだけで、同じ存在です。ただ違う名前で呼んでいるだけです。あなたが妖精について書いたことで、私の興味をひいたのは、多くの異なるケルト世界の情報源をもとにして、妖精たちの奏でる音楽や生活様式、好み、彼らの世界はどんな世界か、どれほど魅力的な世界かなどという詳細なデータを伝えていることです。人間ははどうやって妖精の世界に引き込まれるのかなども書いていますね。
 私たち人間が進化したように、妖精たちも進化しています。そして彼らが人間世界との付きあいかたにおいても、どのように進化しているかということを示したのは、あなたの功績です。
 時間感覚の異なる世界ですから、向こうの世界の何日かが、こちらの世界では何百年に相当する。それでは人間が困るから、もっと早く戻してあげようというふうに、向こうの側が進化しているのですね。1000年前に妖精が人間を誘拐したら、人間は永遠に消えていたでしょう。でも最近ではエイリアンに誘拐されても、すぐに現実世界に戻してくれる。

グラハム:
 異次元世界に誘拐されてしまうと、混乱し方向感覚を失います。アメリカの昔話「リップ・バン・ウィンクル」と似たような同じ話が日本にもありましたね。異次元世界に旅行して、現実世界に戻ったのは300年後の村だった。たしか漁師の話なのですが……。

エハン: 
 「浦島太郎」ですね。ええ、まったく同じです。300年間は、異星人の世界ではたった数日だったということ、欠けた時間を非常にうまく表現しています。あちら側は私たちにもたらす痛みや苦しみを感じているに違いありません。だから彼らの交流方法も進化した。そこにはある種の同情が作用していると思います。

グラハム:
 霊の世界と私たちの世界との関係は、結局のところ有益で、情け深いものだと私は思っています。もちろんダークサイドも疑いなくあります。妖精といわゆるエイリアンに共通点の1つは、人間を誘拐する傾向であることです。しかしこの1000年間で、より情け深い手順になったのはたしかです。妖精はかつて、本当に恐れられていたからです。19世紀になると、妖精は小さくてかわいらしい存在であると考えられるようになりましたが、戻って、中世まで起源をさかのぼれば、ただ恐ろしいだけの存在でした。

エハン:
 ぞっとするほど恐ろしい。非常に強い妖精たちは、異次元世界に連れて行って、そこに置きざりにすることができます。それは究極の恐怖であり、最悪の投獄です。それでも、行って帰ってこられた人々は、自分たちが異次元世界で見たものに大いに敬意を払い、たいていの場合、大いに賞賛しています。

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