シャーマニズムは日常で役に立つ実践的

エハン・デラヴィ氏(以下略:エハン)
エハン :    
シャーマンたちは、すべての情報が手に入るのですね。
『エメラルド・フォレスト』という映画を思い出しました。
 あるジャングルで、シャーマンは前もって未来のことを精霊に教えられるのです。「これから白人が来るぞ。彼らは銃を持っている。ゴムを取りに来て、村は完全に滅ぼされる」と警告を受ける。
 それでシャーマンは、どうやったら生き延びられるのかを教えてもらいます。

「白人の少年を誘拐し、聖なる植物を絶えず与えよ。」
 そうやって村のしきたりを少年に教えれば、彼も簡単に異次元に入れるようなり、村の一員になる。
彼は喜んで村の人々のために働き、白人から銃を盗む」と。そして、実際そのとおりになったのです。なんと白人たちが襲来したときには、もう盗んだ銃で戦闘を準備していた。これこそ、シャーマニズムの実用的な一例です。実際に役に立たないものならば、私にはいったい何がシャーマニズムなのかわかりません。

グラハム :
 そうです。シャーマニズムとは結局のところ、非常に実用的です。
しかし、欧米のインテリはこれを否定します。「欧米」のインテリと言いましたが、私が「欧米」と言うときは、「工業化された世界全体」の意味で使っています。インテリたちは霊的な問題にはまったく無知です。彼らは霊のことを知らないので、存在自体を否定したがります。
  それは私たちが今日の世界で直面している恐ろしく危険なことです。現代の産業社会では、いわゆる科学者と学識経験者の発言を非常に重視しています。彼らのうことはすべて正しいに違いないと信じるようになりました。DNA研究で有名なオックスフォード大学のリチャード・ドーキンズ教授のような科学者が、ある講演で聴衆に向けて「死後の世界なんてものはありません」と発言したのを知っておくのは、本当に重要です。聴衆が相槌を打って、教授に同意している光景が見えるようです。  
 これが科学的な宣言といえますか。教授にいったい何がわかるというのでしょうか。教授は異次元世界を経験したことはまったくないし、死んで生き返ったこともありません。それなのに、何もないと報告することができますか。これは科学を偽装した、ある種の宗教です。じつに破壊的で否定的で危険な宗教です。

●異次元世界には手触り、匂い、実感のある

エハン :  
 私たちが霊について話しているとき誤解している人がいると思うのです。たしかに霊は完全に無形の存在ですが、実感のある世界だということを知ってほしいのです。妖精やエイリアンはそのいい例です。触ることもできますし、匂いをかぐことも、声を聞くこともできます。実際、セックスをすることだってできるのです。彼らはたんなる異次元に住むのではなく、物理的にわれわれのこの三次元にも現れることができるようです。
 これが意味するのは、彼らは私たちよりはるかに進化している生命体に違いないということです。彼らは有形でいるか、無形でいるかを選べます。究極の技術です。
 無形から有形に姿を変えられるのなら、すでに高度な技術を習得しているということです。彼らはかつて有形の世界を支配したことがある。おそらく、彼らはつねに「君たちはその有形の3次元世界にいるかぎりは、けっしてその世界を支配できないよ」ということを理解させようとして、私たちを説きつけようとしているのです。いったん多次元の性質を理解すれば、行ったり来たりできます。シャーマンは、実際に現実と霊界を行ったり来たりできます。

グラハム :
 シャーマンは現世と来世を行ったり来たりできます。現代人が考えもしない、もうひとつの世界のことを知っています。エハンさんもいわれたように、霊的な力を扱うのは危険であると主張る人たちもいます。いいことなどまったくない、と。けれど、考古学的な記録をよくよく調べてみれば、真実がわかります。私たちが超自然的な存在との遭遇を記録し始めたまさにその瞬間、私たちは認識することが可能な人間になったのです。

エハン :
 実際、アメリカ人のテランス・マッケナ博士がそれについて非常に重要なコメントをしています。マッケナは高次元意識の研究家でもあり、歴史的な変動を波としてとらえた波状型時間論(タイムウェーブ・ゼロ理論)で2012年に人類に変革が起きることを指摘しています。
 彼は、異次元世界の旅行を記録し保管していまして、「他の人たちがこれを見られるようにするのは自分たちの義務である。なぜなら、たとえそれが死という単純なレベルのものだとしても、遅かれ早かれ、みなこの死後の世界の旅をすることになるからだ」と言いました。
 唯物論者のパラダイムに現代社会は閉じこめられています。もしそれを超えて進化しようとするなら、遅かれ早かれこれらの領域を探検しなければならないことははっきりしています。

グラハム:
 私たちは広大な意識の潜在的可能性を探検しなければなりません。それは現在ストップさせられ、小さな箱のなかに入れられています。その小さい箱だけがすべてであると納得しようとしているのは、もったいないことです。私たちが住んでいる世界は、そういった人間による不必要に忌々しい問題に耐えています。現代人は、自分たちのが潜在的にもっている本来の長所からだいぶ離れています。


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真説「浦島太郎」世界で起きる知的生命体による誘拐事件のパターン

エハン:

 私たちは魂とのコンタクトを失いました。私たちが「魂」と呼ぶものを、シャーマンならたぶん、「偉大なる霊(スピリット)」と呼んだでしょう。彼らはそれに多くの名前を与えましたが、それは現実のものです。これらの次元に旅行した人なら誰でも、それが現実のものであることは明白です。
 さて、あなたや映画『未知との遭遇』のジャック・ヴァレーが先駆者として提起するのは、妖精とエイリアンは同じだということです。これは、ほとんど議論の余地がありません。名前が違うだけで、同じ存在です。ただ違う名前で呼んでいるだけです。あなたが妖精について書いたことで、私の興味をひいたのは、多くの異なるケルト世界の情報源をもとにして、妖精たちの奏でる音楽や生活様式、好み、彼らの世界はどんな世界か、どれほど魅力的な世界かなどという詳細なデータを伝えていることです。人間ははどうやって妖精の世界に引き込まれるのかなども書いていますね。
 私たち人間が進化したように、妖精たちも進化しています。そして彼らが人間世界との付きあいかたにおいても、どのように進化しているかということを示したのは、あなたの功績です。
 時間感覚の異なる世界ですから、向こうの世界の何日かが、こちらの世界では何百年に相当する。それでは人間が困るから、もっと早く戻してあげようというふうに、向こうの側が進化しているのですね。1000年前に妖精が人間を誘拐したら、人間は永遠に消えていたでしょう。でも最近ではエイリアンに誘拐されても、すぐに現実世界に戻してくれる。

グラハム:

 異次元世界に誘拐されてしまうと、混乱し方向感覚を失います。アメリカの昔話「リップ・バン・ウィンクル」と似たような同じ話が日本にもありましたね。異次元世界に旅行して、現実世界に戻ったのは300年後の村だった。たしか漁師の話なのですが……。

エハン:

 「浦島太郎」ですね。ええ、まったく同じです。300年間は、異星人の世界ではたった数日だったということ、欠けた時間を非常にうまく表現しています。あちら側は私たちにもたらす痛みや苦しみを感じているに違いありません。だから彼らの交流方法も進化した。そこにはある種の同情が作用していると思います。

グラハム:

 霊の世界と私たちの世界との関係は、結局のところ有益で、情け深いものだと私は思っています。もちろんダークサイドも疑いなくあります。妖精といわゆるエイリアンに共通点の1つは、人間を誘拐する傾向であることです。しかしこの1000年間で、より情け深い手順になったのはたしかです。妖精はかつて、本当に恐れられていたからです。19世紀になると、妖精は小さくてかわいらしい存在であると考えられるようになりましたが、戻って、中世まで起源をさかのぼれば、ただ恐ろしいだけの存在でした。

エハン:

 ぞっとするほど恐ろしい。非常に強い妖精たちは、異次元世界に連れて行って、そこに置きざりにすることができます。それは究極の恐怖であり、最悪の投獄です。それでも、行って帰ってこられた人々は、自分たちが異次元世界で見たものに大いに敬意を払い、たいていの場合、大いに賞賛しています。


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各項目毎にエハンデラヴィによる
日本語の解り易い解説も収録されています。
収録時間 88分 ステレオ2ch ドルビーデジタル
日本語字幕 (エハン・デラヴィの解説の音声は日本語)
< 写真提供 > サンサ・ファイーア
< 撮影監督・編集・音楽・ジャケットデザイン > 斉藤満雄